ついでにコンパイルとか色々と動作が重いことにも気付く。
現在のubuntu環境はデュアルコアのマシンを使用しているのですが、
デフォルトの設定ではシングルコアとして動作している模様。そこで、
numvcpus = "2"
をvmxファイルに追加すると、デュアルコアに対応するとの事。
CPUコアの数なのでクアッドコアなら"4"まで可能だそうです。
設定の確認はコマンドプロンプトを開き以下のように入力。
$ cat /proc/cpuinfo
上記の設定をする前にこのコマンドで調べるとprocessor 0 しか認識されていないはず。
しかしvmxファイルへ記述した後にはprocessor 1 も認識されているようになっているはず。
それでもまだ、動作が重いと感じたのでもう少しチューニング方法がないか探してみた。
また少し違ったチューニング方法が見つかる。
先程と同様に、vmxファイルに以下の記述を追加する。追加するのはこの2行。
mainMem.useNamedFile = "FALSE"
↑仮想マシンのメモリをホストOS側のファイルへ書き出さないようにする設定
MemTrimRate = "0"
↑未使用となっている物理メモリを解放しない設定
重い環境をビルドしてみようということで、Android環境のビルドを行ってみました。
設定前:3時間10分
設定後:3時間
うーむ、どうも誤差程度にしか変わっていないようですが・・・
※mainMem.useNamedFile = "FALSE"設定については効果が無いかもしれないという話もあるようです
http://wizardbible.org/43/43.txt
■0x05.) mainMem.useNamedFile = "FALSE"の罠の項参照
6.ソフトウェア開発環境をチューニングする
6.3 デュアルコアでコンパイルする